秋の法要 -報恩講-

本法寺は浄土真宗の寺院です。そして浄土真宗の開祖は親鸞聖人です。親鸞聖人は弘長二年(1262年)十一月二十八日、九十歳でご生涯を終えられました。それ故 京都の東本願寺(浄土真宗 大谷派の本山)に於いては、祥月命日の本日までの一週間は、毎日法要が勤まります。また浄土真宗の末寺においても、一年のうちで最も重い法要として、報恩講という法要がお勤めされます。但し本山で報恩講が執行される日時は、ご遠慮して、大谷派の寺院では十月や十一月に行われることが多いようです。本法寺でもさる十月二十四日に報恩講を執り行いました。午前十一時ころより、お檀家さんがお集まりになり、座敷にてお斎(とき)=お食事をお召し上がり頂き、十二時より当山住職の法話が始まります。

住職の法話の内容につきましては、毎年立春の頃、お檀家さんへのご挨拶状に簡略にご紹介させて頂いております。

 

住職の法話の後、午後一時より法要となります。

 

 

今年も四十名ほどのお檀家さんがご参詣下さいました。気候変動の著しい中にあって、無事に報恩講をお勤めできることが

文字通り有難いこととなって参りました。大切に感謝しながら日々を送っていきたいものです。

 

 小日向本法寺 サイト担当白椿(しろつばき)